2014年5月30日金曜日

Kinetic Void レビュー

新宇宙始めました    


Kinetic Voidそれは自由に船を作り宇宙を制覇するゲームである。

っと簡単に紹介するとこの一言です。



まだアーリーアクセス、つまり完成してないのですが遊べないわけではないのでレビューしていきます。

建艦自由度が凄い    




自由に船を作れるゲームと言えば同じアーリーアクセスのKerbal Space Program(以下KSPと略称)とかSpace Engineers(以下SEと略称)とかがあります。KSPはすでにパーツとして出来上がってるものを組み立て、SEは正方形や三角等のパーツを組み合わせて建造します。(ザックリですが)
 
このKinetic VoidはKSPと同じように既存のパーツを組み合わせて建艦を行うのですが、まず、パーツが重なっても問題なく作れます。
KSPは基本的にパーツ同士が重なることが許されないシステムなのですが、こちらはそのパーツの半分まで(?要検証)は重ねることができます。
そして一つ一つのパーツがボクセルゲーム(Minecraft、Starmade等)の味気ないブロックではなく(逆に味気出すのも醍醐味ですが)既成品としてパーツが用意されています。

かなり豊富です。


ですので、パーツの見た目によらず非常に自由な建艦ができるシステムとなっております。
Steamのワークショップを見ると更に良く解るのですが、別のゲームを再現したもの(HomeWorld等)や、ロボットまであります。
そして、どれも出来上がったパーツで組み立ててるので非常にカッコいいです。



ちなみにパーツ数の制限はありません。

武装も自由    


武器システムは宇宙ゲーにおいて大事な要素です。
このゲームでは台座と砲が別々のパーツになっており、全て好きな台座に好きな砲を搭載することができます。



砲には大きく三種類あり、Kinetic、Energy、Missileです
Kineticは実弾兵器で、機銃的な立ち位置。
Energyは名の通りエネルギー兵器でレーザー。
Missileには誘導、非誘導の二通りあり、非誘導ミサイルが最も火力高い。

ちなみに、誘導型Missileは一度に複数発発射するので多段ヒットが狙えます、が、アンチミサイルシステムによるレーザーでの破壊もありますので必ずしも誘導ミサイルがいいってことでもありません。(ミサイルで飽和攻撃すれば力押しできますが、弾薬費が…)

また、搭載した武装は4つの武装グループに割り当てることができるので、相手の強さに合わせて武装を変更したりすることができ、「全弾発射よーい!目標敵主力艦!」とかもできます。
あと、サバイバルモード(正式名称はない)では弾薬を消費するので弾薬の消費を抑えるために今回の戦闘はエネルギー兵器だけ…ってこともできます。

あと射角が個々に設定されているので死角を作らないよう配置するのも面白味の1つではないでしょうか?

見た目様々性能様々    


性能重視で作れば見た目が悪くなる…自由に作れるサンドボックスゲームではしばしば目にする問題ですが、この点に関してKinetic Voidはバランスがとれてるゲームだと思います。
このゲームは見た目では性能変わらず、中身で性能が変わります。
つまりハリボテ戦艦も可能なのです。
実際には各セクションごとにサブシステムを組み込むことができ
Hull
Cockpit
Engine
Weapon
の4つに別れており、各セクションサブシステムのスロット数に応じてサブシステムを組込、性能が決まる。といった具合です。
また、サブシステム自体にも重量があり、積みすぎると加速度が落ち、なかなか敵を引き離せない状況に陥ったりします。
そして、沢山のシステムを積み込むには大型化が必須で大型化すると加速度が落ちるという負の連鎖が始まります。
ならばEngineをって思うかもしれませんが凄く場所取ります…

4つのセクションと書いていますが、HullはHullパーツ合計のサブスロットですが、他の3つは各パーツごとのスロット数になります。(合計ではない)

速度制限なし    




まさしく宇宙です。
エンジンを回せば回すほど、加速します。
エンジンを切って慣性による航行も可能です。
X3でもMODではありましたが、システムとして搭載されてるのは大きいですね、またワープ航行もできます。
敵が接近してきたので急速反転、ワープで離脱…ってこともできますが、敵は敵でワープして追いかけてくるので結構キツイです。

速度早すぎて戦闘できないのでは…?と思う方もいらっしゃると思います。たしかに5000m/sとかでは全く戦闘できませんが、[T]キーによって慣性のON,OFFができるのでONにすると一定の速度(船の性能によって違います)までにしかならず、X3と同じような戦闘が可能です。

ちなみにワープは連発することができず、一度使用するとエネルギーが貯まるまでしばらくできません。しかも、これが視覚化されてないのでいつまでかかるのかわからず…

どのくらい遊べる?    


非常に面白そうに見えるようレビューしましたが、アーリーアクセスゲームと言える不十分な所もあります。
まず、武器の値段が一緒です。強い武器だから高いというのはなく一括して同じ値段になっています。
お金(クレジット)を稼ぐ手段が2つしかない。しかも全く儲からない。
現在お金を稼ぐにはアステロイド地帯に言ってマイニングすることと、ランダムにミッションが始まる座標が指定され、そこにいくと適当な敵が現れ倒すと貰える方法の2つです。
自艦がいくら強くなっても変わりません。

思い出せるだけではこのぐらいです。
今最も遊べるのは建艦だけではないでしょうか?このゲームの売りでもありますしね。
尚、SteamではなくHumbleにてよくセールが行われています。

もしよろしくければ先行投資してはいかがですか?
ちなみに開発者はよくSteamフォーラムに来て意見を聞いてるようです。
だんだん出来上がっていくゲームを見るのもアーリーアクセスの面白みかもしれませんね


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